アップサイクルフードの課題①認知度
- 生活者の食品ロスに対する認知は 約80%に対し、アップサイクルの認知度は 約10%

アップサイクルフードの課題②商品価格
- 食品リサイクル事業者は、リサイクル費と売上の2つで事業性を確保
- アップサイクル事業者は原材料費を支払うため、商品の価格が上昇してしまう

具体的な活動イメージ①:認証制度
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生活者と事業者が信頼できる認証制度により、アップサイクル市場を拡大
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- 生活者の認知向上取り組みが先行している ロカボ(一般社団法人 食・楽・健康協会)や プラントベース食品(一般社団法人Plant Based Lifestyle Lab )のように基準を満たす アップサイクル食品 を明確にすることで、生活者がひと目で選びやすい 認証制度を設ける。(Upcycled Food Association (U.S.) との 連携も 検討)
- 事業者の信頼獲得アップサイクル原料を使用するメーカーや、アップサイクル商品を取り扱う小売企業が 信頼できる仕組み を構築する。
- 認証制度例
具体的な活動イメージ②:アップサイクルの事業環境整備
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未利用素材と産業廃棄物を区別し、アップサイクルに取り組む環境を整備
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- 環境省 – 産業廃棄物処理法, 再資源化事業等高度化法アップサイクル原料と産業廃棄物 を区別することで、リサイクルのように、事業者にも一部費用負担してもらうことができる仕組みを構築 例)食品リサイクル 20円/kg が アップサイクル 10円/kg になれば 食品事業者の費用負担を減らしながら、アップサイクル事業の収益性を向上
- 厚生労働省 – 食品衛生法アップサイクル原料を提供する際の、食品衛生法の営業許可の拡大とHACCP における アップサイクル原料取り扱いの明記により、アップサイクル事業で障壁になる部分を整備